障がいの分類

障がいの分類 しょうがいのぶんるい

障がいは知的障がい、精神障がい、身体障がいの3種類に分類されます。

知的障がい

発達期(18歳未満)までに生じた知的機能の障害により、認知能力(理解・判断・思考・記憶・知覚)が  同年齢の人と比べて明らかに遅滞している状態のことで、度合いによって、重度・中等度・軽度に分けられます。

精神障がい

身体障がいに比べて医学的な研究が未発達な部分が多く、精神疾患の定義や診断基準が統一されていないため、  同じ症状でも分類法によって病名が変わってきます。

一般的によく耳にする種類としては、人格障害(人格が著しく偏り、社会生活に支障が出る状態のこと)、物質依存症(アルコール、ドラッグなど特定のものに依存する状態)、 統合失調症(思考、知覚、感情などが歪み、幻覚や妄想などの症状が出る状態のこと)などが挙げられます。

身体障がい

先天的あるいは後天的な理由で、身体機能の一部に障がいを生じている状態のことで、日本国内における身体障がい者は386万人と言われています。 身体障がいは、大きく5種に分類されます。