挨拶は最も基本的なコミュニケーション。
挨拶の「挨」はひらく、「拶」はせまる時という意味です。利用者さまやご家族さまに対して心を開いて歩み寄る気持ちを込めた挨拶を心がけましょう。
挨拶をする時に気をつけたい点は、しっかりと相手の目を見ることです。誰に向けて話しているのかをはっきりさせ、気持ちを込めて、相手が聞き取りやすい声を意識し笑顔も忘れないようにしましょう。
人間関係を築く上でとても重要な言葉使い。話し方のポイントは、声のトーン・話すスピード・声の抑揚の3つです。
お話する際には、馴れ馴れしい言葉や流行り言葉、専門用語などは使わないように気をつけましょう。また早口になると聞き取りづらくなるため、話すスピードや声の強弱も意識できるとベターです。丁寧さの中に親しみやすさも感じていただけるような言葉使いを心がけます。
【避けたい口調】
・友達口調
・あだ名など馴れ馴れしい呼び方
・よそよそしい話し方
・専門用語
・命令口調
・馬鹿にする言葉
・子どもに話しかけるような口調
・虐待に捉えられる言葉
円滑なコミュニケーションには自分から話す力だけでなく、相手の話を聞く力も必要とされます。
相手が言いたいことを上手に引き出すには、まず相手の話や意見を肯定しましょう。
「相手が自分の話を聞いてくれている」という心地良さを与えるとともに、聞き上手になることが大切です。
そして「ながら応対」は避け、相手の目線に合わせた姿勢でお話を聞きましょう。
お辞儀をするときは、両足をきちんと揃えて重心を前に置くことが大切です。頭だけ下げず、身体を腰までまっすぐにし、ゆっくりと前に傾けます。両手は身体の横または前につけて、猫背にならないように注意しましょう。
【「身だしなみ」と「おしゃれ」の違い】
おしゃれは自分のために、身だしなみは相手のためにです。
身だしなみは相手への敬意を表すものであり、人の第一印象を決定づけると要因と言われています。
現場では、清潔感や機能性を重視した身だしなみを意識しましょう。服は汚れていないか、髪や爪は清潔か、メイクは派手すぎていないかなど自分自身でしっかり確認し、不快感を与えないように気を付けましょう。
★髪の毛
・清潔感のある髪型である
・肩につく長さの髪は束ねている
・整髪料をつけすぎていない
・髪の毛の色は明るすぎない
★顔
・化粧は派手すぎずナチュラルメイクである
・髭、鼻毛は処理してある
・口臭にも気をつけている
★手元
・爪は短く切られている
・ネイル、つけ爪はしていない
・結婚指輪以外のアクセサリーはつけていない
★服装
・襟や袖口が汚れていない
・かがんだときに下着が見えない
・ズボンは腰まで下げず、ウエスト部分で履いている
・下着がすけていない
・香水やたばこの臭いがしないぜ
2020年08月10日 作成:比嘉みちよ
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