朝の集団体操

朝の集団体操 あさのしゅうだんたいそう

目的

個別のリハビリ前に、体全体の筋肉をほぐし、ケガなく質の良いリハビリをする為の準備をしていく。

手順

  1. 基本姿勢(椅子の座り方)
    正しい姿勢でいることで、膝、腰への負担を少くなくする。
    猫背、内股、外股等、普段の自分の姿勢に気付き、正しい姿勢の意識付けをしていく。

  2. 下肢筋力ストレッチ
    足首動かす事で、すねの部分ふくらはぎ等足の裏側をストレッチする。
    伸ばす時には息は止めずゆっくり呼吸することで筋肉がなれていく。痛みが出る手前、痛気持ちいいと思えるところで止める。

  3. 大臀筋ストレッチ
    膝を引き寄せ、太もも、大臀筋をストレッチしていく。
    ゆっくり呼吸していくことで、緊張している筋肉が動きやすくなり、上がりにくい膝も上がりやすくなるので、意識してもらうよう声かけしていく。

  4. 肩甲骨、広背筋ストレッチ
    安定させるため、足を広げる。爪先まっすぐ前に向くように注意する。手を組前に体を倒す事で、広背筋をストレッチしていく。
    体を横に倒す時、倒す側と反対側の脇、背中が伸びていること、意識してもらう。(体横へ倒す時バランス崩れてよろめかないよう注意する)

  5. 肩周り、肩甲骨ストレッチ
    ひじを斜め後ろにひき、肩甲骨周りを動かし、胸をひらいていく。
    肘が内側にはいることで、肩甲骨周りが動く。肘があたるイメージで、肩甲骨がよっていること意識してもらう。猫背や、円背予防にもつながる。

  6. 首周り
    頭の上に両手添えて、あごをひき首筋伸ばす。手に力は入れず、添えたまま、ゆっくり呼吸することで伸ばしていくことができる。
    首を回す。早く回すとめまい起こす方もおられるので、ゆっくりまわすよう声かけしていく。
    肩の上げ下げ しっかり上に上げて下ろす。上げてから下ろす時に肩を後ろに下ろす。
    その状態が本当の位置になる。肩が前になる事が多いが、その位置が本来の位置であることを認識していただく。

  7. 深呼吸して終わる。

注意点

笑いを入れたり、なごやかな空気づくりも必要だが、言葉使いに注意し、馴れ馴れしい言葉使いや、命令調にならないよう注意し、進めるようにする。
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2021年04月05日 作成:永田かおり

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