ハムストリングスの筋力トレーニング

ハムストリングスの筋力トレーニング はむすとりんぐすのきんりょくとれーにんぐ

はじめに

ハムストリングスとは、太ももの裏の筋肉のことで、大腿二頭筋と半腱様筋と半膜様筋の総称。

役割

ハムストリングスの作用として、股関節の伸展と膝関節の屈曲。
日常生活動作では、歩行やランニングのときに、ブレーキをかける動作に関わる。前傾した上半身を持ち上げる階段を昇るときにも、大腿四頭筋と共に使われる。

実施方法

  1. スタッフが準備。クッションと10センチの段差を平行棒のところに画像のようにセットする。
  2. 平行棒につかまりながら、段差に片足(以下、左足)を乗せる。 クッションには、鍛える方の足の膝(以下、右足)をあてる。

    注意:段差に昇ってもらう際には気を付ける。
    画像のように、段差に乗っている左足は右足より前にでないことが重要。
    (前に出てしまうと、筋肉に力が伝わらず効果がなくなるため)

  3. トレーニング開始。
    右足の膝より下をまげていく。この時にスピードはゆっくり曲げること。
    そして、ゆっくりと戻していく。

    これを、左右の足、10回3セットしていただきます。 しっかりとハムストリングスが動いているかスタッフは確認してあげてください。

注意点

膝に痛みがあるかどうか、確認してください。あまりに痛みがある場合は、中止をしてください。

最後に

ハムストリングスは、階段を昇るときや歩くときにも使われる筋肉です。しかし利用者様の中ではここの筋肉が弱い方が見られますので、できるだけ色んな利用者様にしてもらってください。
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2021年01月31日 作成:小川洋子

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