カーフレイズ かーふれいず

効果

実施方法

1. 台に、安定しやすい足幅に開き、かかと側を半分より少し外側に浮かせた状態で乗っていただきます。
   （足を台よりも外側に出すことで、足を下ろしたときにかかとが台よりも下に下がり、より負荷をかけることができます）



2. つま先をまっすぐに向け、かかとをしっかり上げて、つま先立ちになり、ゆっくりと下ろします。



3. この時、まっすぐ上に体をもち上げることを意識していただきます。

   

   平行棒を持つことで、腕の力で体を上げようとしてしまい、体が前に倒れてしまう方がいます。

   

   この体勢では、充分な力が筋肉に伝わらず、リハビリの意味をなしません。また、上げ下げをただ行うのではなく、上げて、しっかり止まる。下げて、しっかり止まる。そのメリハリをつけてもらえるよう、カウントしながら、声をかけて下さい。
   (頭の真上に糸がついています。糸が上に引っ張られて、体がまっすぐ持ち上がっていきます。と声をかけると、イメージしやすいようです。)
4. 10回を3セット。もしくは、利用者様の状態を確認しながら、可能であれば20回2セット行います。
   (膝や腰に痛みが出た場合には止めてください）

注意事項

• 膝や腰に痛みのある方は負荷がかかるため向きません。座位でのリハビリをすすめてください
• ただカウントするだけではなく、姿勢を誉めたり、冗談を言ったり、利用者様の笑顔を引き出しながら、進めて下さい。

2020年12月3日　作成：永田かおり

株式会社ヒューマンハート

Copyright 2020 Human Heart co. All Right Reserved.